2011/4/3(Sun)
デニス・バンクス@鎌倉 報告
デニス・バンクスが鎌倉に来るのでイベントをやりたいと降ってわいたように話しから始まったこの日の流れ。 7Generations walkの山ちゃんからのありがたいお声掛けだった。デニス・バンクスさんのことは名前はいたるところで良く 聞いていたし、お客さんでもデニスに関わって一緒に歩いた!と言う人はたくさんいたので、会ってみたい先住民の方の ひとりだったので二つ返事でOK!というか断る理由がない。そんなわけでMiddlesでのデニス企画が実現したというわけです。
下の写真で左が7Gの山ちゃんで右がデニス。

まさに74才のビッグエルダーという感じの大きなそして威厳のある人。そして先住民のエルダー(尊敬すべき年長者)に共通して 感じる子供ような無邪気さを合わせもつのはいつもの通り。最初に山ちゃんからデニスの紹介をしてもらってイベントスタート! まずはデニスの今までの活動をふりかえる映画の試写会。

映画にはアメリカン・インディアン・ムーブメント(AIM)が設立されたころの40年近く前に貴重な映像も流れる。このころには 州の知事が「AIMのメンバーは全員殺すべきだ!」などといったことが公言したりしたと資料にあるくらいインディアンの人権はアメリカ では認められていませんでした。挙句の果てには「インディアン絶滅法案」なる法案まで登場し、人権どころかインディアンは民族として 存亡の危機に陥っていたのです。このままではいけないと立ちあがったのがそのAIM。デニスはその立役者の一人でもあります。 そしてアメリカ大陸を徒歩で横断するというロンゲストウォークを敢行。母なる大地に祈りを捧げながら歩き続け、それは結果マスコミ他 の注目を集めることになり、先の「インディアン絶滅法案」を廃案に追い込んだと言われています。みんなに知って欲しいのは それはそんな昔の話でなく、そんな人が人として扱われないような過酷な状況やそこに生きた人達がが今もここに生きていること言うこと。 こういう先住民に対する世界共通の仕打ちは、本の中の昔話しではない今もある現実なのです。そんな過酷な時代を生き抜いたデニスがお孫さんと ゆっくりボートに乗りながら談笑するシーンがラストにあり、若い頃のデニスとのコントラストが非常に心に残りました。
そして試写会後にはデニスのトーク・・・・だったのですがデニスもすっかりお腹が空いたということで、トークそこそこに食事へ突入。 まずはこの後食べるものを1プレートにのせた「スピリットプレート」に祈りを捧げます。

そして今デニスが関わる大きな運動の一つに糖尿病撲滅というのがあります。アメリカをそしてインディアンをむしばむ食の脅威。 それが顕在化している一つが糖尿病。デニス自信も糖尿病を患い、食の大切さを痛感して食の改善を訴えているのです。この日のメニュー はそんなデニスのことを考えてお店と相談して、天然のインシュリンと言われている「菊芋」を使った料理を出してもらいました。 この菊芋とそのレシピは九州でTAO塾を展開する波多野毅さん と鎌倉でマクロビオティックの教室を展開する天野友子さんの協力で実現。ありがとうございました!デニスもおかげで大喜びで来年のウォークでは そのTAO塾に寄ることになるかもしれないなんて展開もあったようです。
そして食事はビュッフェスタイルでそれぞれにとって交流しながら食べることに。

スタッフ含めかなりの人数が入っていたので麻心野中は人でいっぱい。
熱気あふれる交流会へ。

ライブに入る前に私と障子川さん、雅紀与、麻心の店主真司とで場開きのアメージンググレースを演奏。

そして雅紀与ライブへと突入です。
雅紀与は会が始まる前にデニスから歌の特訓を受けてましたが・・・成果があったか否かはデニスのみぞ知る・・・。


最後はデニスと山ちゃん、ひろみちゃんでインディアンソングを。
インディアンの歌、ドラムはどこで聞いても即大地に連結して広大な大地が目に浮かびます。
この時も3人は熱唱・・・というか絶叫に近いのになんとも心地よく耳に身体に沁み入るような音。
そしてドラムも大音量なのに気持よく身体を揺さぶる振動となって響く。
どちらも魂を直接揺さぶるような心地よさ。

昨年メキシコで別のインディアンの叩くドラムを聞いていた時「これは大地を踏みしめる音だよ。」と教えられたことがあった。
ここにいるよと声を上げるような。
元気でいてねとねぎらうような。
もちろん大丈夫と押し返すような。
そんな無限のエネルギーの交換を感じる歌とドラム。
質疑の中で印象的な質問が3つ。
Q:目の前に怒りにフォーカスしてしまってアクションできないことがある。そんなときはどうしたらいいのか?
Denis:目の前ことだけじゃなくもっと先の未来にフォーカスする。インディアンは7世代先のことまで考えて決めて動く。 先のあるべき姿をイメージすれば目の前のことへの怒りより、先のために今動くことが重要と気づくはず。
Q:Denis達が日本の人に期待することは何か?
Denis:過去にとらわれず今必要なアクションをすること。今!先を考えて動くこと。
Q:なぜインディアンは歩くのか?
Denis:For Mother Earth!(母なる大地のために!)
以上・・・ここにつながるすべてみなさんに心より感謝します。
nobu@Middles
